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弟(4)×兄(16)
「りょーたん、すきぃー!」
「ありがとう。俺もたぁくん好きやで」
そう言いながら、周りの子よりちょっと大きい体を抱き上げる。
「たぁがおっきくなったらぁ、りょーたんとけっこんする!」
「ほんまに?嬉しいわぁ」
「だからぁ、まっててな!」
「おん、待ってる。早く大きくなってな」
可愛いことを言う弟の頭を撫でてやる。
「りょーたん、」
「ん?」
「チュッ!」
「!…んもぅー」
「きゃは!りょーたんかわえー!」
この時兄は、数年後に弟に処女を奪われるとは思ってもいなかった。
END
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