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「また奴らが来た。」
「ここを移動しないといけないの?」
「当たり前だよ。殺されてしまう。」
「おい!志月!なにぼ~としてんだよ」
「そうだよ。早く動こ。」
満月が真上で僕らを照らす。
そう僕らは三崎山の野ウサギ。
森林伐採の奴らが来るといつもこう。
生きていることがサバイバルー・・・。
動かなければ死ぬ。
いつもそういう状況に追い込まれている。
たとえ体か傷ついていてもー・・・。
現実なのだからーー・・・・・・。
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