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でも子供の僕にはわからなかった。 考えても考えても答えは出てこなかった。 夢月『志月♪来てみて♪』 彼女は夢月。僕の幼なじみだ。 志「外は危ないよ。」 夢「いいからちょい来てみて\°▽°」 夢月の言われるがままについて行った。 夢月「志月、空。」 志「え?」 ・・・・・・・・・ ・・・・・・ ・・・ ・ 夢月「・・・。綺麗でしょう?」 志月「わ・・・。」 空には無数の星が輝いていた。 夢「人間も星を見るのかなあ?感動するのかなあ?」 志「・・・。」 夢「人間て悪いひとしかいないのカナ?」 志「わからない。悪い人ばかりかもね」 正直人間なんて信じたくない。大嫌いだから。 夢「そうかぁ、最低だね」 志「人間なんていなければ平和なのにね」 僕は空を見上げた。 頭の上には満面の星が輝いていたー・・・。
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