第二話

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――――― ――― ―― 「・・・ハァ・・ハァ・・」 どれくらい時間は経ったんだろ 呼吸は乱れて、足も徐々に重く感じて最初の時よりもスピードが落ちてることは頭でも理解していた。 でも、止まるという選択は選ぶ事は出来ない。 ここまで来て捕まるわけにはいかないのだから・・・ だが、確実に追い込まれいるのは理解している。 裏路地の道にいる時点で人気はなく、声をあげても誰かが助けに来てくれるという可能性は無い。 嫌だ、捕まりたくないという気持ちが焦りに繋がり.... 「きゃッ!!」 足が縺れ転んでしまった 「・・ハァ・ハァ・・早く・・・逃げな・・きゃ・・」 足に力を入れて立ち上がろうとした時 「・・・うっ!!」 見ると、左足首が赤く腫れており、立つ事ができない 早く立たないと焦っていると、背後から足音が複数自分の方向に向かって近づいていた。 何度も立ち上がろうとするが、やはり足の怪我が酷くうまく立ち上がれない そうこうしていると足音が近くまで訪れてしまい 「見つけましたよ、観念してくださいね」 追い付かれた・・・・ 唇を噛み締め 覚悟決めるしかないようだ 「見つけたぁぁあ!!!」 ――――― ――― ――
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