第一話

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「流石に王都だな、飯が旨いな!!」 職業柄、いろんな国の食べ物を口にしたが、どの店の料理も一流の食事が食べることができて朝から高揚している。 「食事もフィナーレといくか!! 」 そう言って手に持っていた紙袋からシュークリームを取り出す。 日頃のおこないが良かったのか、王都で一番の人気を誇るデザートの商品がある店を偶々通りすがりに買えてしまった。 後に聴いた話だと、人気である故に、開店と同時にその商品はほんの数分で無くなるのだそうだ。 その人気のデザートが今、俺の目の前にある。 デザートは別腹と考えた人たちの気持ちが解るわ あんなに食べたのにさ これを食べると考えると 胃に余裕が出来たさ 「では、頂きますか!!」 そう言い、食べようとした時... ドン. ――――― ――― ――
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