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「おーい棗!大丈夫か?」
心配した章は、棗の向かったトイレに行き、嘔吐する棗に声を掛ける
「だ、大丈夫だ、問題ない……うぷっ」
「あー新米のお前にはキツすぎたか。レイヴンはな、前半は相手の力量を調べるためにわざと攻撃を受けるんだ。んでもって後半になってからアイツは本気を見せるんだ。そしてアイツが強い相手って感じたら、アイツは倒した相手の神姫からパーツを取るんだ」
「えげつないからなぁ……アイツの儀式は。新米もアイツと戦う時は覚悟をしなよ?未熟な腕でアイツと戦ったら、間違いなくお前の神姫の身ぐるみ剥がされるぞ?」
章とリンリアが、トイレから出てきた棗に言う
「さて、そういやぁお前はまだ神姫を何にするか決めてないんだよな?だったら素体売場に行こうぜ?」
「素体……なぁ須田、あれから何分経ったんだ?」
「俺の事は章で良いよ。そうだなぁ……時間はだいたい10分くらいかな」
章の答えに棗は顔を歪ませた
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