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「よろしく、俺は須田章。んでもって肩にいるコイツは俺の神姫のリンリアだ」
章は肩に座っているリンリアを指指すと、リンリアは立ち上がって
「よろしくな、そこのお前」
っと挨拶をしたが、リンリアの言葉にノエルは頭に青筋を浮かべた
「なっ!今アンタ私の事をそこのお前って言ったわね!?私の名前はノエル!いい?ノ・エ・ル!」
「へっ悔しかったらアタシが認める神姫になりな?」
「っ!くぅ~~っ!ふん!」
二人はお互いに頬を膨らませてぷいっとそっぽを向く
「アハハ、悪ぃ。俺の神姫ってプライドが高くてさ、最初はアレだけどあぁ見えて良いヤツなんだ。まぁ……よろしくな」
章は笑いながら頭を掻きながらそう言った
「俺は睦月棗。今から神姫を買うつもりだったんだけど、丁度君に……ね」
棗はゴメンとお辞儀をする、それに合わせて魅雪もごめんなさいっと何度もお辞儀をする
そして
「なーつーめー!」
棗は声のする方向を向くとその素体神姫売場の方角から、何かが向かってくる。しかもソレは鬼の形相で向かっており、棗はその姿に恐怖した
「ね……姉ちゃ――」
「どりゃあああああああああ!」
向かってくる何かは姉の唯だった。
唯は棗に跳び膝蹴りをかまし、その蹴りは棗に直撃する
「ごふぁ!」
「いつまでほっつき歩いてんのよ!もう5分以上経ったわよ!」
「だ……だってさっきまで大会の決勝戦があって……俺はそれを見ててぇ!!」
「言い訳するなぁぁぁぁ!」
唯はそのままマウントから逆十字固めを決めて、棗にさらに攻撃をする
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