STEP.2

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「せぇーの!」 「せぇーの!」 二人は、自分達の部屋で同時に神姫の入った箱をレジ袋から出した 「姉ちゃんはアーンヴァルにしたんだな?」 「うん、だって可愛いんだもん。ところで、棗のソレって……」 「これ?これは俺の神姫、新型のアルトアイネスだ」 唯はアイネスの箱を舐めるように眺める 「むぅー、棗が新型とかズルいよ。」 「姉ちゃんが周りを見なかったのが悪いんだよ?だから今回は俺のせいじゃないからね」 「ぶー、なんか悔しいー!」 唯は心底悔しがりながらもアーンヴァルの箱を開けた 棗もアイネスの入った箱を開けようとする、すると…… 「おうおうおう!なんだ棗、俺達の新しい仲間か?」 「ゆーいー、それって私達のお友達?」 横にいたロボットや人形が動き出して、棗達に近付いた 「そうだぞ、お前達と同じ感情プログラムを持った新しい仲間だ」 「ヒャッホウ、これでロボマゲドン大会の戦力も増えるぜ!」 「よ~し、今年の大会は優勝を狙うぞ!」 「ねぇねぇ、それって今話題の武装神姫だよね?」 「しかもアーンヴァルMK-2だ、ほんとうにかわいいな~」 「そうよ、この子と仲良くしなさいよ。」 唯がそう言うと、二つの人形ははーいっと返事をした
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