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「せぇーの!」
「せぇーの!」
二人は、自分達の部屋で同時に神姫の入った箱をレジ袋から出した
「姉ちゃんはアーンヴァルにしたんだな?」
「うん、だって可愛いんだもん。ところで、棗のソレって……」
「これ?これは俺の神姫、新型のアルトアイネスだ」
唯はアイネスの箱を舐めるように眺める
「むぅー、棗が新型とかズルいよ。」
「姉ちゃんが周りを見なかったのが悪いんだよ?だから今回は俺のせいじゃないからね」
「ぶー、なんか悔しいー!」
唯は心底悔しがりながらもアーンヴァルの箱を開けた
棗もアイネスの入った箱を開けようとする、すると……
「おうおうおう!なんだ棗、俺達の新しい仲間か?」
「ゆーいー、それって私達のお友達?」
横にいたロボットや人形が動き出して、棗達に近付いた
「そうだぞ、お前達と同じ感情プログラムを持った新しい仲間だ」
「ヒャッホウ、これでロボマゲドン大会の戦力も増えるぜ!」
「よ~し、今年の大会は優勝を狙うぞ!」
「ねぇねぇ、それって今話題の武装神姫だよね?」
「しかもアーンヴァルMK-2だ、ほんとうにかわいいな~」
「そうよ、この子と仲良くしなさいよ。」
唯がそう言うと、二つの人形ははーいっと返事をした
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