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「そうだ、確か店員さんが言ってたよね?買った神姫に名前を付けないと神姫のマスターにはなれないって」
「そうだった、って事は姉ちゃんは決めたの?」
「私は決めてあるわよ、この子の名前はアルヴィー。全体的に白い体だから、アルビノから取ってアルヴィーって名前にしたの」
唯は笑顔で自分のパソコンにその名前を入力し、神姫にインストールさせた
パソコンにインストール完了の文字が現れる
それを確認した唯は、アルヴィーを起動させる
「……んっ」
アルヴィーが目を覚まし、むくりと起き上がって背伸びをする
「初めまして、私は天使型神姫アーンヴァル、名前は「アルヴィー」。ふつつか者ですが、以後よろしくお願いします。ところで、私はオーナーの事を何と呼べば良いのでしょうか?」
「私の事は、唯で良いわよ。ほら、あんた達も自己紹介をする」
唯はアルヴィーの前にしている二つの人形の肩を突くと、二人はアルヴィーにお辞儀をした
「私はサラ、元ファッションフィギュアだった物の小型式自律ロボよ。そしてこっちが私の双子の妹のラサ、顔は同じだから見分けに関しては胸を見て言ってね」
「おっぱいがおおきいのがねえさんで、ちいさいのがわたし、ラサだよ?よろしくね?」
「よ……よろしくお願いします、ラサさん、サラさん」
アルヴィーはラサとサラの二人に握手をして、ニッコリ微笑んだ
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