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「やぁ、そこのカワイイキミ」
「カワイイって、私の事でしょうか?」
アルヴィーが後ろを振り向くと、そこには筋肉質でハンサムな男性の人形が立っていた
「そうだとも、僕の名前はジム。ロボマゲドンの初期型歩兵人形(アサルトドール)だ。以後、よろし――」
「お、お、俺はリゼルグ。ロボマゲドンの狙撃人形(ゴルゴドール)だ、よ、よ、よ、よろし……くな」
「貴様!上官である僕を突き飛ばしたな!これは軍法会議ものだぞ!」
「わ、わりぃ。俺は、知らない女の子に挨拶するの、久しぶりだから……その。アルヴィーさん、よろしくッス」
「あ……はい、こちらこそ、よろしくお願いします」
アルヴィーは、深々とお辞儀をすると。
「ところで、ロボマゲドンとは何なんですか?」
と唯に質問をした
「ロボマゲドンはね、CSCを搭載したロボット全般のタクティカルバトルの事なんだよ」
「言わば、ロボットの合戦ね。ルールは相手の破壊以外は何でもありのルールで相手を全滅にするか、本部を破壊すれば勝ち。逆にこっちがそうなったら負けっていうルールなの」
サラの言葉に、アルヴィーはへぇーっと相槌を打つ
「ちなみに、私達にもCSCが搭載されてるのよ?ただし私達は神姫とは違って一個だけなんだけどね」
サラはそう言うと、何を思ったのか棗は不思議そうに首を傾げた
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