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「あはっ、どれもみんな可愛いなぁ～。ねぇねぇ棗、このマオチャオ型なんてどうかな？なんだか猫みたいで可愛いよ」
唯は素体神姫を物色しながら、弟である棗に問いかける。しかし棗は呆れた表情で姉を見て
「姉ちゃん、先にカードが発行されてからにしようぜ？神姫は逃げないんだ。だから俺らは近くのバトルとかを――」
「あぁー、このアーク型ってのも可愛いかも。あぁーんどれを買うか迷っちゃう」
近くのバトルコーナーに行くよう促すが、唯は聞く耳を持たずに神姫選びに夢中になっていた
「……はぁ」
棗は溜め息をつき、姉を置いてバトルコーナーへ向かった
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