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俺は結花の手を握った 結花「!?」 結花の白い肌が真っ赤に変わった 蓮「行くよ!!」 結花「ちょっと待って」 結花が呼吸を整える 蓮「どうしたんだよ?」 結花「心の準備がまだ…」 蓮「そんなのいらないよ、俺は絶対に結花の手を離したりしない」 結花がこっちを向いて今にも泣きそうな目で見る 結花「絶対だよ」 蓮「当たり前だっ、行くよ」 2人の体が宙に浮き始めた 結花「うわー☆」 結花の涙目がすぐさま少女のようなキラキラ☆した目に変わった 結花「すごいよ、蓮君、私浮いてるよー!!!」 蓮「じゃあーもっと高く飛ぶよ」高層ビルの摩天楼の高さを越えてビルを見下げる 結花「やっぱり怖いよー!」 いきなり俺に抱きついた 蓮「おい、結花ちょっと……」 焦る蓮と怖がる結花 蓮「俺がついてるよ」 小さくつぶやく そして結花をお姫様抱っこした 結花「えっ!?ちょっと」 いきなりで戸惑う結花 真っ赤で恥ずかしそうに俺を見つめる 蓮「……こいつ、かわいいな」 心の中で言う 蓮「ところで結花の家どこだ?」 結花「もう帰っちゃうの?」 甲高くしっとりした声で言う 蓮「俺も帰りたくないけど、結花の親が心配するだろ」 結花「そうだよね」 結花「私の家ここだよ」っと短い指で場所を指す 蓮「OK」 急降下して結花の家の前に着いた 結花「ありがとう、明日も空飛びたいな」 少女のように輝く目で蓮を見る 蓮「わかったよ、次は抱きついたりするなよな」 結花「しかたないなー」 蓮「何様だーw」 結花「ウソだよ、わかった」 蓮「そんじゃーねえー、また明日」 結花「バイバイ」 蓮「俺と結花の家意外と近いな」なんて事を考えながら若干気になる結花の事を思いながらテレポーターの力を使って家に帰った、燃えさかる夕日を背にして……
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