彼の力

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蓮「あーそうだよ」 ためらいながら恥ずかしがりながら言った 結花「どうやって?」 蓮「世の中にはありえない力があるそれは誰しもにある、ただ気づかないだけ、俺はただその力を使っただけって言っても信じないよね。今から見せるから見てて」 っと言って左手を出した瞬間炎が燃え上がった 結花「えっ!!?」 固定概念がくつがえされた 手のひらから炎? 結花「ちょっとえっ!?ウソっ?」 蓮「驚くのも無理はない、これはAbility Downって言う特殊能力だ、さっき言った通り誰でもある能力だよ。だけど人によってある能力は違う」 結花はキョトンと今起こってる事を把握できてない しかし逃げる素振りもない 結花「すっすごい!!他にどんな能力あるの!?」 自分が想定していたリアクションとは違って若干戸惑った 蓮「まぁーいろいろあるよ、俺は(ability down)=ADの中でも特別ですべての能力をつかえるんだ他の人は一人一つらしいけど」 結花「そうなんだ」 蓮「僕の能力の別名はオールラウンダー(すべての能力に精通する者)って言うんだ。他にもテレポーターとかさっき見せた炎を操るサラマンダーとか他にも数え切れないほどいるよ」 結花「オールラウンダー……だからさっきトラックを爆発させたんだ」 蓮「あぁ、あの時使ったのはベクトラーとタイムトラベラーを使ったんだ」 結花「?」 蓮「ベクトラーは力の向きを変える能力だ、だから自分の力をトラックと逆向きに働かせたんだ」 結花「そうなんだ、あっ!もうそろそろ授業だー」 2人はいっせいに教室に戻った
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