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…ピーンポーンパーンポーン…
校内放送がかかった。
…―と
『皆さん!!こっんにっちはーーーー!!!!!!!』
ビリビリと壁を響かせながら放送部であろう女子の声が聞こえた。その放送を聞いた瞬間、サッと血の気がひいた。
「間違いねぇ…」
早く気付かなかった自分を悔いて、走って多目的室へ向かった。
「畜生、あいつら…」
『ではではー呼び出しを申し上げますっ!!★
1-Aの生徒Aくん!!繰り返す!!1-Aの生徒Aくん!!!!』
「…<青春真っ盛り倶楽部>じゃねぇかっ!!」
『早く多目的室に行かないと君の机から発見したノート<魂のポエム>の中身を校内放送しちゃうぞ!!★』
「だぁぁ!!行くから!!行くから読むな畜生!!っつーかノートの題名を読むな!!」
校内を轟く笑い声を背に5階へ飛んで行った。
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