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2042年現在ー
ここ何十年で世界は大きく進化したと思う。しかし変わった事がないのだ。
なんとかならないものか‥
そう天を見上げながら呟く少年。
アーウィン・K・ラクソスー
「つまんないなー。」
手を太陽に向けて仰ぐアーウィン。
校内から聞こえてくる声が聴覚を刺激すると同時に、視覚すら真っ青な空に奪われた。
「人……浮いて、いや、とん、‥でる?」
これはほんの話の序章にすぎない事をアーウィンは知らない。いや世界の誰も知らないだろう。
人類非常識の始まりであるー
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