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「いや‥んなわけあ‥」
天を仰いでいた手で必死に眼を擦るが、目の前の光景は全く変わらない。
変わらないと言っても人が飛んでいる事実の事だ。
人はどんどんシルエットとなり、忽ち消えてしまった。
ほんの数分の出来事がアーウィンの頭をパニックにし、整理をさせる。
「人は飛べる?いや無理だ。どう考えても常識的に浮ける訳がない‥‥」
目の前で起こった奇怪が瞬く間にアーウィンを刺激する。
「なら何故‥?」
新発見ともいえよう現状を新しい研究課題だと考え走りだした。
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