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いつも僕をペテ男と呼ぶ。
幼なじみのハプスブルク、通称ブルック。
「なんだよ?」
僕が嫌みたらしく振り向く。こういったとこが可愛くないと僕自身思う。
「なんだよ?ペテ男が凄い勢いで走って行くのみたからな…どうしたのかと思って。」
そんな事で一々引き止めるなと内心嫌気が差しながら、足を前だす。
「研究材料が見つかったんだ。」
後ろで笑い声がする。知るかほっとけ!そんな言葉が喉を通る。口から出ることはなかったが。
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