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「ぷっ。ばら色って・・・」
あからさまに馬鹿にしながら誠は笑っている。
「フッフッフ、まぁ見てるがいいさ・・・うわぁっ・・・」
突然目の前に光る物体があらわれ、視界が奪われる。
眩しいのを我慢しつつ、薄目で光る物体を見ながら言った。
「大丈夫か、誠。」
「うん・・・大丈夫。」
誠はどうやら大丈夫そうだ。
「なんなんだこれ・・・」
俺がそう言った瞬間光る物体は輝くのをやめ、そこには黒いフードを被った全身黒づくめの人がいた。
身長は俺と同じ位だから170㎝位、体格は痩せていてぱっと見では男か女かわからない。
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