第二章 告白と裏切り

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「英司起きてよ・・・英司~。」 誠の呼ぶ声で目が覚めた。 「うん~・・・今何時間目?」 誠に寝ぼけながから聞くと、 「もうお昼だよ。英司朝からずっと寝てたし。」 まじかよ、と思いつつ時計を見ると12時20分を指している。 「しまった・・・決戦の時が近いのに3時間近くワープしちまった。」 今朝の4時まで告白の練習したのが響いたらしい。今朝の黒い男の一件がありながら寝れる俺の根性の図太さを少し感じた。 「とりあえずこれ食べなよ。」 そう言いながら誠がパンを俺の机に置く。 俺が寝てるうちに購買でゲットしてきたらしい。
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