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そんな真美の言葉に、何だか愛おしい気持ちが押さえきれずに、真美の頭を何度も撫でて、何度も何度も真美が眠りつくまでキスをした。
俺は、真美との将来をどう考えてるんだろう。
結婚したいのか?
もし、この先に『結婚』と言う未来を望まないとしたら、このままの状態を維持して行っても、真美を苦しめるだけじゃ無いのか?
確かに俺は、真美を愛してる…。
真美は、何も俺には求めて来ない…。
『なんか俺…めっちゃズルい男だよな…。』
ダウンライトされた天井を見ながら独り言を言う。
この二年間、ずっとこの事ばかり考えてる。
隣で眠る真美の顔を見ながら、何だか自分自身の優柔不断で無責任な今の関係に、やる瀬なくなって来て、自己嫌悪に落ちた。
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