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「――であるからして―」
授業中、瑠雨夜は思い吹けるかのように外を見る。
瑠(親を許す……か)
朝に夢羽と話していた事を思い出していた。
瑠(許す事は出来ない、あの2人は俺を売ったんだからな)
「こら紅葉川、集中しろ!!」
瑠「す、すいません!!」
先生に怒られ謝る、周りはそのやり取りをいや、どちらかと言うと瑠雨夜を見て笑う。
昼になり、瑠雨夜は湊と2人で昼食を取っていた。
湊「相変わらずお前の飯は美味そうだな」
瑠「まぁずっと作って来てるからな、慣れたよ」
湊「いやいや、慣れで飯が作れるんなら俺、1人暮らししてねぇよ」
湊は1人暮らしでは無く、彼女と暮らしている、その彼女はこの鳴ヶ埼で就職をしており、年は18だ。
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