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瑠「相談料なんか取らないよ、それで俺の相談で失敗したら元も子もないしね」
湊「……そんなもんかねぇ?」
瑠「そういうもの、ほら教室着いたよ」
ガラガラッ
教室のドアを開けると、1人の男が2人にいや、瑠雨夜に近づいた。
「紅葉川、昨日はサンキューな、何とか仲直り出来たぜ!!」
先ほど話していた相談者のようだ、瑠雨夜にお礼をする。
瑠「そう?
役に立って良かったよ」
「また何かあったらお願い出来るか?」
瑠「うん、俺で良かったらね」
男はもう一度お礼を言って自分の席へと戻っていった。
瑠雨夜と湊の2人も自分の席へ座る、2人の席は真ん中の後ろの方だ。
湊「今日もバイトあるのか?」
瑠「うん、あるよ」
湊「お前はすげーよなぁ、家事もしてバイト、で帰ったら晩飯を作る、俺じゃ無理だわ」
瑠「そんな大した事はしてねぇって、大袈裟」
...
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