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まず、最初に口を開いたのはモヒカン君だった。
「てめぇがクランか……。街でゴーストと不良の世界では恐れられてる。」
モヒカン君が真剣な顔で言う。
というか、モヒカン君の真剣な顔は笑えるな、笑いを心に止めておくのが大変だ。
「あぁ…それがどうした。モヒカン君よ~」
俺は、モヒカン君の言葉に、不敵な笑いと言葉で返した。
「誰がモヒカン君じゃあ!!、ぼけ~!!」
モヒカン君はあだ名に少し、頭に血が上ったのか、少し言葉に力が入っている。
そこに入って来たのは「豚」だった。
「お前、調子乗るなよ、今日、お前の伝説が終わるんだからな。」
豚の真剣な顔は暑苦しいな。
「お前達こそ、調子に乗るなよ!!モヒカン君に、豚にがいこつ君よ。」
「てめぇ……ふざ」
「黙れ!!」
ドス
「ぐはっ!!」
俺は、がいこつ君を全部喋らす前に腹に一発、突きを食らわした。
がいこつ君は、二メートル吹っ飛び、倒れるその姿は、さらに腹に蹴ってやりたいような無様な姿だ。
他の二人は、突然の事に動揺を隠せない、俺も「力」は使ってないが、maxのスピードで突きを放ったからな。
まあ、これからはこの二人に「力」を使い、敵わない敵がいる事を、教えてやろう。
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