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とある会話シーン
謙吾「二人が発案者なんだから(理樹と恭介…内容は野球)続けるのは結構だが、部活で忙しい人間まで巻き込んでもらいたくないな」
真人「なんだよてめぇ…部活もやってねぇ筋肉馬鹿は暇だろうから、球拾いがお似合いだってかっっ!」
理樹「真人の言いがかりって、ときにお金を払ってまで見たくなるほど素晴らしい言いがかりだよね……」
真人「ありがとよ」
鈴「こいつばかだ!」
鈴が新種の生き物でも見つけたかのように見る。
とある会話シーン
真人「走ってくる」
理樹「課題はしないでいいの?」
真人「え、なんだっけ」
理樹「三科目も出てるんだから、ひとつぐらい覚えていてもよさそうなものなのに」
真人「いつもの頼む」
理樹「なんだよ、その常連のような厚かましい頼みかた」
真人「少し筋肉やるから」
理樹「いや、いらないし、もらえないから」
真人「…ちっ」
そしてなぜか三年の恭介が入ってきて……
恭介「偉人の言葉を集めろって課題でさ」
真人「猫も棒から落ちる」
理樹「それことわざだよ、しかも奇跡的に間違ってるし」
理樹「集めるなら、図書館いったほうが早いでしょ?」
恭介「真面目にやる気がないからここにきたんだよ。お前らが口にした言葉から探す」
恭介「で、さっきのもらい」
真人「へ?」
恭介「今ここに、新しい名言が生まれた…」
猫も棒から落ちる
井ノ原真人
恭介「これ明日授業で発表するから」
真人「うおおぉぉーーーっ!」
理樹「馬鹿丸出しだね…」
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