サイコキネシス

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 そう考えると、奴らが哀れになってくるのだ。愛玩動物にムキになる人間はいない、言うなれば、俺は奴らの生殺与奪の権利を与えられているような物なのだ。  ついつい、笑いがこみ上げてくる。  俺が手をかざせば、奴は空高く舞い上がり、俺がその力を止めれば、地面へと真っ逆さまに落下するのだ。
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