0人が本棚に入れています
本棚に追加
/5ページ
靴箱で靴を履き替え、校舎の外に出る。
頭の上で太陽がやけに眩しかった。
自転車に乗って校門を過ぎたとき。
向こうの電柱を曲がろうとする例の金髪が、いた。
今からどこに行くんだ?
やっぱり噂通りに夜遊びに繰り出すのだろうか、
そう思ったけど、あいつの曲がった方向には、閑静な住宅街と畑や田んぼが広がってるだけのはずだ。
じゃあ、何が目的か。
僕は、変にワクワクしてきた。
だって、退屈な日常を抜け出せそうじゃあないか。
とりあえず、趣味ではないけどつけてみることにした。
最初のコメントを投稿しよう!