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由香と呼ばれた少女……。が、大きすぎる白衣を着て2人の元へと走ってきた。
もちろん由香は、奈美や優子と同じ高校3年生なのだが、その容姿は到底年齢に見合わなかった。
「なに見てるの~?」
興味津々という顔をし、窓を覗き込んだ。
「あ~晴希だぁ!」
「由香テンション上がりすぎやて。」
優子は由香の頭をちょこんと叩いた。
「え-いいじゃん。カッコイイんやもん。」
「ほんとに由香は、晴が好きだよね-。」
「ちょー。恥ずかしいで大声で言わないでよ-。」
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