星の見える丘

第１章 気付いた本心

ワァァァァ－－！！

「桐山先輩ファイト－－！！」

ここは、陸上大会真っ最中の会場。

俺は今その会場で走っている。

この競技で結果を残せば、次の大会へと進める。

「後すこし！！先輩ファイト－－！！！」

一組８人のコースは、大いに盛り上がっている。

「ハァハァハァ…………。」

最終コーナーを周り残り１００ｍ

「晴希！！最後踏ん張れ！！」

ワァァァァ－－！