第1章 気付いた本心

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俺は、右足を若干引きずりながらヨタヨタと歩いた。 「無理するなって。」 すかさず陽介は、そっと肩を貸した。 「サンキュ。」 陽介はすでに、気持ちを切り替えているようだった。 それに続いて、部員達も我に帰り始める。 「俺……。次は勝つから。」 「もちろんだっ!勝たなかったら……許さねぇ!」 ガヤガヤといつものような空気に戻り、大会は続いた。
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