第1章 気付いた本心

8/23
前へ
/23ページ
次へ
――――――――――― 「ハァハァハァハァ……。」 今日も俺は、走っている。 高校3年生の今、次の大会が引退だ。練習はより辛くした。 「あと50です!!」 ゴール地点にいる後輩が叫んだ。 「あっ、みてみて!晴希君がまた頑張ってるよ-!」 「ほんとだ-!次の大会が最後のチャンスなんだってさ-。」 「チャンス?なんの?」 「……さぁ。」 廊下に、2人の女子生徒。 奈美と優子だ。
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加