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『hara hara～hira hira』
はらはら～ひらひら
はらり
はらら
ひらり
ひらひら…と
街は桃の色
道に桃色絨毯
桃香茶の微かな微香
おもわずの微笑
わたしの瞳
満めてゆく
ゆるやかに
わたしは…
ひららの頃がいい
さくらの舞
桃色に
包み込まれたような
幻想の世界に陶酔したまま
あなたの名前
呼んでみる
どうしたの
うん、ちょっとね
呼んでみたかったの
そっかぁ
足下には
風まかせの花びら
そんな季節のそばに
君といたい
さらさら
ひらひら
さらさらら‥
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