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一人きり生きる君
背負うものは限り無い
孤独や迷いは賢者が持つ宿命である
汚れなく生きることを望むがよい
それが一番正しいだろうから
僕は沢山の過ちを犯してきたが、
君がその状況に陥る前に伝えたいんだ
よく聞いておくれ
一人で生きることの大切な意味を…
出会いや触れ合いや人とのつながりは財産だ
本当の自分を見つける手だてにもなれば、
嵐から身を隠すシェルターにもなる
ちっぽけな自分と見失ってしまいそうな君
幸福を知るために犠牲にしてきたものはあるが、
君を失いたくはない
すべての思い出が与えてくれたものを決して忘れないように…
それは知識であり正義であり糧だからだ
欲望によって裏切られても、
信じていたいじゃないか
ただ人は時にあまりに嘘つきなんだ
そして誰もが心に掟を持ってる
いつだって幸せを抱きしめていたいさ
信じていたいさ
すべてを捧げるもの
それが欲望
それが愛
その相反する二面性を持ったものこそが真実なのだから…
そしていつか何故 生まれてきたのか知ることが出来たならいいのにと僕は思う
夜空に落ちてゆきそうな気持ちになった時に、
この空の果てにもっと確かな幸せがあるのかもしれないと思ったんだ
僕は今この世界で生きている
生まれたことに意味があるなら、僕を求めるものがあるならば、この世界で覚えた戦いと幸せを伝えたい
君と生きてゆくことすらも分け合えたらいいのに
ごらん人の心にはたくさんの他の人の気持ちが宿っている
僕は君のために それを受け止めたいんだ
この場所からずっと…
君のためにも僕はここにいるから…
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