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「実は俺､､､由美の事気になってんだよ。で、お前ら幼なじみだろ。協力してくんねぇかな？」
ああ､､､そういうことか。私はやけに落ち着いていた。
「､､､うん、いいよ。」
私は二つ返事だった。
しかし次の日、思いもよらない出来事がおきた。
由美が昨日、私と友吉が一緒にいたところを見たらしいのだ。
「何で？なんでなの柚木！？応援してくれるんじゃなかったの！」
違う、応援なんて本当はしたくない。
でも､､､､､､
「違うよ？由美。昨日のは相談に乗ってたの。」
ズキッ！胸が痛い。
「友吉、由美のこと好きなんだって。」
消えてしまいたい。
「よ、良かったね由美。」
「嘘」
え？
「え、嘘じゃないよ昨日は本当に､､､､､､」
「柚木、嘘ついてる。自分の気持ちに。」
え？な、なんのこと？
「なんのこと？」
「とぼけても無駄。何年幼なじみやってると思ってるの？」
私は気持ちを見透かされて何かが吹っ切れたように告白した。
「私、友吉が好き、でも､､､友吉は由美が好きで。」
私は目尻があつくなってきた。
「だって、だって、友吉は､､､由、美が､､､」
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