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「うぅ、ミキ…全然当たらなかったの…。」
「いや、美希、もっときちんとボールを見ていれば打ててた。悪くなかったぞ。」
ベンチへ戻ってきた美希に駿は声をかける。
「そういうアンタは打てるのかしら？」
「あなた様なら打てますよね？」
「ああ、当たり前だ。」
そう言って駿は打席へ向かい…
「いくぜぇぇ！！」
「バッターアウト！！」
軽々と…三振だった。
「駿、アンタ…。」
「あなた様…。」
「うるさい！ありゃ骨が折れる！！」
駿は適当に言い訳をした。
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