5人が本棚に入れています
本棚に追加
そして当日…
「おお、駿!さすがだな!」
グラウンドにて灰原が歓喜の声を上げた。
「はい。なぁ、律子。どのくらい集まったんだ?」
「えっと、今日仕事がなかったのは…貴音、響、美希、真、亜美真美、それから私よ。」
「ふ~ん…って足りなくね?」
「え……私達6人とアンタと灰原さんと妹さんでちょうどじゃない?」
「いや、桜は出ないぞ。」
「そうなの?」
そこへ、
「兄さーん」
桜がやってきた。
「おう……あれ?今日は出ないんじゃないのか?」
「そうなんだけど…灰原さんが、いざって時の保険でいろってさ。」
「なるほど。」
「ねえ、なんで妹さんは出ないのよ。」
「……………わかるさ、今に。」
すると、
「こぉぉぉんにちわぁぁぁぁ!!!!!」
今度はとてつもなく大きな声がグラウンドに響いた。
最初のコメントを投稿しよう!