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その内、意識を失い気がついたら
僕は真っ暗な世界にいたんだ…。
―暗くて寒い…
寂しいよぉ…怖いよぉ…
ママぁ…
子猫は寂しくて涙を流しました。
ポロポロと流れる涙は子猫の足元で
小さな涙の池を作って行く。
しばらく下を向いて泣いていると
上からふわふわと白い光が降りてきました。
「?」
それに気付いた子猫は上を向いた。上を向くと上から白い羽根がいくつもいくつも降ってきました。
「わぁ!!羽根だぁ!!」
驚いた子猫の涙は止まり
降ってくる羽根をただ見つめていました。
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