もも太郎

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13年後、おばあさんに、もも太郎と名づけられた、その子はすっかり大きくなりました。 最近町では鬼による被害が目立ち始めてきました。 ある日もも太郎は言いました。 「おじいさん、おばあさん、僕が鬼を退治しに行ってきます。」 「大丈夫かい?もも太郎が死んだら、わたしらは、悲しむよ。だから、どうか命だけは大切にして行っておくれ。わたしがきび団子こさえてやる。」
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