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◆ 組織内部 ◆
ザフィネ
「またか。」
エフィー
「ごめんなさい、マスター。私の術でまさか操れないとは思ってもいなかったです。一度死んだ人間に心があるとは…」
ザフィネ
「違う。」
エフィー
「え?」
ザフィネ
「お前が、アレをターゲットにすると解っていたのだ。あいつは。だから、アレは元々あいつらのもの。意識の中にはそうでなければ入れんだろう」
エフィー
「まさか…!」
ザフィネ
「してやられたな。」
エフィー
「ごめんなさい!」
ザフィネ
「それにしてもあいつらは忌まわしい。我ら宇宙生命体をにえとし、偽りの人間を数多くつくっている。何としても止めねばならぬ。次は失敗するな」
エフィー
「はい。存続のために。」
ザフィネ
「偽りの人間で溢れる地球の、なんと悲しい事か。」
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