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『もしもし、神原です。』
一番番組の近くにいて、見守ってるプロデューサー。
「あ、もしもし。
野久保です。
すみません、あの…」
『…舞台は終わったのか?』
「あ、はい。
今終わりました。」
『だったらさっさと来い!
早くしないとエンディングに間に合わないぞ!』
ブッ
有無も言わさず、切れた。
もう一度、みんなの方を振り返る。
「みんな、ごめんね?
僕…。」
笑顔で頷いてくれる。
「いってらっしゃい。」
「テレビ、見てるからね!」
「ありがと!」
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