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「え…?」
どうしたい?
『事務所との事は聞いた。
舞台の事もつるのや上地が話してた。
あとはお前の気持ち一つやろ。』
「…紳助さん、でも。
これ以上みんなに迷惑かけられないです。」
『迷惑やと?』
「僕のせいで去年…。」
『はあ~。
そんなん、誰も気にしてるか。』
呆れたような口調。
『むしろ、あのあとみんな、どんだけ落ち込んだと思う?
上地なんか、見てられへんかったわ。』
「でも、僕は…。」
それでも、食い下がる訳にもいかない。
自分がかけた迷惑がどれほど大きかったか。
それを思えば。
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