序章

3/5
13人が本棚に入れています
本棚に追加
/86ページ
俺が時を制したのは、神のお告げらしい。 神はいつも勝手だ。突然が好きらしい。 時を制したが、過去に飛ばされてしまった。特に身体能力のアップや知識の増加も無く。 もうちょいサービスしてよ。 それから、約100年は辛かった。言語は通じず、病気にかかり、人々から虐げられた。初めて愛した人さえも俺を拒んだ。 老化がないんだ。普通の人ならそうする。俺だってそうする。 知識はなかなか消えなかった。それもあり、自らの身体能力を上げつつ、世界の常識を慣れていく事に成功した。 未知の言語も会話を聞けば、話せるようになったし、身体は強くなった。 しかし、人の死はいつになっても慣れることは、無く力が強すぎ自分の手で命を絶つのは辛かった。 後の900年は、どれだけ歴史に紛れ力を隠しつつ、歴史を変えられるか実験的に行っていた。 どうやら、俺の知っている過去ではなかった。別世界へ飛ばされたのか?ちくしょう神め。訳が分からん。
/86ページ

最初のコメントを投稿しよう!