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暗く静かな、石畳の廊下。床や壁はボロボロで、ヒビや欠けている所が多い。
高さも、そんなに高くない。しかし、肩車の子供は頭をぶつけるだろう。
そこに、一人の女性がその石畳を歩いている。足取りはスタスタと歩いている。歩き方だけでなんとなく性格が分かってしまう。この女性は自分に自信があり、わがままだと思う。そんな足取りだった。
姿は、浴衣姿でポニーテール。腰には刀を2本差している。
顔には、額にお札がはってある。長さは顎辺りまで、幅は唇を隠す程度。実に生活しにくそうである。
お札で隠れて見えづらいが、目や頬から推測して美人だと思われる。
体型も男好みのかなりグラマーである。浴衣の帯の上に胸が乗っかっている。揉みたい。
マジ揉みたい。
女性は長い廊下を歩いていき、奥の扉までたどり着いた。
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