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「そんなに驚くことなのか?」
「皆気づきませんから…」
へぇ?不思議だなぁ…あんなに貼付けたような笑み浮かべてれば普通に分かると思うんだけど…
「まぁ、愛想笑いは止めて?いっそ無表情でもOKだから」
「………面白いですね、気に入りましたよ」
「は?気にい…何?」
「編入生くん、名前は?」
「あ?佐山流兎だけど」
「これからよろしくお願いしますね?流兎?」
「は?」
チュ…
は? は? は? ??????
な に 、 キ ス ?
「は?意味分かんねぇ…は?」
「じゃあ理事長室に行きましょうか…」
何故手を握る?なんだコイツ、なんだコイツ…
「おっ…前…、仕事行けぇ!!」
「嫌です」
「さっきと言ってること違ぇじゃねぇか…」
「流兎が気に入ったので、流兎優先です」
「黙れ、さっさと行けっ!」
ゲシッ
背中を蹴る
あ~あ、早速変な奴に懐かれた(嬉しくない)
理事長室に行かないとな…
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