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皇咲高校に着くと…
閉ざされたでかい門、それにインターホン等がない不親切な入口
それに…ボサボサ頭の眼鏡野郎←自分
…いや、いくら自分でも、この容姿はつっこみたい…
見た目からしてギャグの塊じゃないか…
今時どこにこんな見るからにオタクがいるんだ…ありえねぇだろ…
しかし、洋平さん7時30分過ぎてんだけど…寝坊か?←
…あと5分待って来なかったら門を飛び越えよう…
不法侵入…ではない、…と思う
しかし、本当に馬鹿でかい門
「そこのもじゃ…ボサ……………そこの君、編入生くん?」
あれ?なんか髪の長い美人さん…なのにその貼付けたような笑顔はなんだ?
無表情の方がマシだ…
てか、特徴がもじゃもじゃかボサボサかよ…
それより眼鏡の方が指摘しやすいじゃん…
「はぁ、そうだけど?」
「……敬語じゃないんだ…」
おっ!一瞬笑顔崩れたな
「悪い?」
「いや、僕は生徒会副会長の佐藤優太(サトウ ユウタ)です」
…てか生徒会副会長って…
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