【出会い】

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美央が声を発すると、蜘蛛の子を散らす様に人々は逃げて行く。 美央が視線を巡らせば、皆下を向いた。 (まるでTVで見た時代劇みたい…) 状況が分からず途方にくれていると、背中に何かがぶつかった。 「この異人!!」 投げ付けられた言葉と背中にぶつけられた石が、美央の思考力を削いでゆく。
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