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「今年の前日祭のメインイベントは・・・鬼ごっこである！！」
式台で偉そうに喋るのは執行部の優稀であった。
しかし、彼女のいう意味があまり皆に伝わっていないのか、生徒たちは冷静だ。
「生徒が逃げ、それを捕まえる鬼が教師。先生たちにも参加していただきますよ？ルール説明をします」
「はい。ルール説明は私、香織がさせていただきます。ルールは教師が生徒を制限時間である２時間以内に捕まえれば鬼・・・いや、ハンターの勝ちとなります。」
ルールはいたってシンプルであった。しかし、優稀は何やらたくらんでいた。
「ただの鬼ごっこだと、真面目にやらないから、特別ルールとして、今から生徒全員、携帯電話アドレスを私の携帯電話に送ること、情報を君達につたえるためだ。」
優稀はアドレスを公開した。
nyarusu.no.ochigoto@doc.....
彼女の携帯電話は次々と鳴り出し、準備ができたそこで・・・。
「何か景品がなければ、皆やる気がでないとおもうからこうしよう。生き残った生徒の学期末成績をオール５にする！そして、生徒全員を捕まえた教師たちは冬のボーナスを３倍支給しましょう！」
「ちなみに、捕まった生徒は学期末生徒は、オール１！！みなさん、頑張ってください！」
香織は弾みを効かせた声で合図を送る！！
では、鬼ごっこの始まりです！！鬼は１０分ご、スタート！！
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