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真夜中、出張先から車で帰路を走っていたサラリーマン(以降、サ)が眠たさを紛らす為にラジオを付けた。
派手な音楽と一緒にラジオから(以降、ラ)タイトルコールが、
ラ「真夜中のラジオクイーズ!」
クイズ番組が始まった。
サ「答えを考えてると眠たさを紛らせそうだな」
そう考え、その番組を聴き続けた。
そして、一問、また一問とクイズが進んでいく。
ラ「では、最後の問題です!」
サ「なんだ、もう終わりか。まだ半分も来てないのに」
すると、ラジオから聞こえてきた問題は、今までの陽気な声ではなく、すごく低い声で、
ラ「あなたの後ろに居るのは誰でしょう…」
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