始まりの音

4/11
前へ
/195ページ
次へ
そんな中、優梨華の仕事は落ち着きをみせた。 残業は減り、毎日定時で仕事が終わる。 と、同時にお迎えの時間も慎哉とは合わなくなっていた。 優梨華の気持ちも少し落ち着き、このまま会わない日が続けば忘れられるかも、と考える様になっていた。 会えるのを期待している自分を押し殺して。
/195ページ

最初のコメントを投稿しよう!

318人が本棚に入れています
本棚に追加