小説はフィクションなんだから

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BはCが好きだ。 「好き」と言っても並大抵の「好き」ではない。 Cの事を考えると胸が締め付けられて夜も眠れない。 いや、それどころか次の日の朝も、昼も、そしてまた夜も眠れない程だ。 しかし、Bは行動を起こさなかった。 何故か? 思いを伝える事によってCとの仲が壊れてしまうのが何よりも恐かったのだ。
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