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一護は夏休みが終わり、現世に帰っていった・・・
それから・・・
また、いつもと変わらぬ毎日が始まった―・・・
柚「ねぇ、冬獅郎・・・」
冬「なんだ?」
柚「一回現世に行ってみたい」
冬「何でだ?」
【一護に会いに行きたい、なんて言えないな・・・】
柚「なんとなく・・・、ねぇダメ?」
冬「一人で行くのはダメだ」
冬獅郎は私の心配をいつもする・・・
私と冬獅郎は幼なじみとはいえ
一度、恋人同士になったから
でも、今は違う・・・
柚「じゃあ冬獅郎一緒に行こ~」
冬「また今度な・・・」
柚「約束だよ」
乱「え~じゃあ私も行く~、隊長と柚瑠がいないとつまんない」
冬「ダメだ」
冬獅郎は即答した
乱菊は笑っていた・・・
冬獅郎がいなくなれば好きなだけサボれ、お酒をのめる
現世に行けばたくさんの買い物をし楽しめる、だが冬獅郎という見張りつきだ
乱菊としてはどちらも都合がいいのだろう・・・
柚「いつ連れていってくれる?はやく行きたいんだけど・・・」
冬「だから・・・何でそんなに早く行きたいんだよ」」
柚「だから・・・それは・・・なんとなく」
冬「なんとなくならいつでもいいじゃねえか」
乱「隊長~柚瑠も現世に行きたい年頃なんですよ、だから連れていってあげたどうです?可愛い可愛い部下がお願いしてるんですよ?」
冬「・・・っ・・・」
乱「ねぇ~柚瑠が可哀想でしょ?隊長~早く連れていってあげないと柚瑠がうつ病かかりますよ?」
冬獅郎は私を見た・・・
柚「お願い!冬獅郎」
冬「・・・っ・・・」
それから私と乱菊は必死に何度も何度もお願いをした・・・
夜になった・・・
まだ隊舎からは乱菊と私の声がきこえる
それから二時間後・・・
ようやく、冬獅郎を説得し・・・
現世に連れていってもらえる事になったのだ・・・
行く日は明後日・・・
私は現世に行く準備で大変だった・・・
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